今回は僕のお気に入りの不定形連鎖のペルシャの組み方について紹介したいと思います。
GTR、だぁ積みなどと比べると、少し実用的ではない連鎖形かもしれませんが、覚えておいて損はないテクニックです。(セカンドなどのアドリブ連鎖が求められる状況では、いろいろな連鎖形を知っておくことがひらめき力にもつながりますので・・・)
ということで、この記事では以下の点に絞って解説していきます!
- ペルシャとは?
- ペルシャの組み方
- ペルシャのメリット
- ペルシャのデメリット
- ペルシャの応用
ペルシャとは?
まず、このぷよの配置を見てください!
一見、赤ぷよの次の連鎖のつなぎ方がなかなか見えず、「詰み・・・か??」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、安心してください!
ペルシャを使えばここからでもバッチリ連鎖を伸ばすことが可能です!
その伸ばし方がこちら!
4列目と5列目の段差をうまく利用して黄色へとつなげる連鎖です!
ペルシャの組み方
ペルシャの組み方について、以下の項目に分けて解説していこうと思います。
- おすすめのペルシャ
- ペルシャを狙えるツモパターン
- ペルシャ伸ばし例
おすすめのペルシャ
実戦的なペルシャの形として以下の形を組むのがオススメ!
個人的には定番の形が一番使いやすいと思います。
(理由は段差が小さく、折り返し側&連鎖尾側を伸ばしやすいからです。)
このほかにもペルシャを利用した連鎖はありますが、上図の3パターン覚えておけばとりあえずOKです。
ペルシャの応用については、本記事の下の方で書いていますので参考にしてください。
ペルシャを狙えるツモパターン
では、どのような場合にペルシャを狙えるのかというと、開始2ツモがAA,ABパターンorAB,ABパターンの時です。
AA,ABパターン
個人的にペルシャを狙うならこのツモパターンの時がベストだと思います。
まずはこの形を組みましょう!
ここが組めたら、次のツモでここまで組みます!
ここまで組めたら、ゴミエリアに都合の悪いツモを捨てながらペルシャ部分を完成させましょう!
AB,ABパターン
一応、AB,ABパターンでも組めます。
その場合、くま積みの要領で組み始めるのがオススメです。
ペルシャ伸ばし例
例えばこのように連鎖尾主体で伸ばす形で使われます。
鶴亀はわかりづらいので、シミュレーターのリンクを載せておきますね。
モチロン連鎖尾なしで低めの折り返しで連鎖を伸ばす道もあります。
さらに連鎖を伸ばした例を紹介します。
連鎖については下記リンク先で確認してみてください。
ペルシャのメリット
ペルシャは組むのがむずかしいですが、このようなメリットがあります。
- 新GTRとの相性がバツグン!
- 連鎖のつながりがわかりづらい!【凝視対策】
- そもそも使う人が少ない!
新GTRとの相性がバツグン!
ペルシャを組む場合、たいてい下図のような手順を踏むと思います。
ツモの流れでペルシャを組みにくい場合、新GTRに組み換えやすいです!
したがって、ペルシャを覚えるなら、新GTRをマスターしておくことをオススメします。
ちなみにペルシャを組んだ後でも新GTRに組み換えることは十分可能です!
連鎖のつながりがわかりづらい!【凝視対策】
ペルシャは図中のきいろ枠内の「あか⇒きいろ」の連鎖のつながりがわかりづらいというメリットがあります。
(特に凝視のように、一瞬の確認ではなかなか見破れる形ではありません。)
潜り込みを使うとさらにわかりづらくなります。
そもそも使う人が少ない!
そもそも好んで使うプレイヤーが少ないため、見慣れない連鎖であるという点はメリットだと個人的に思っています。
(上記の凝視されづらいという点にもつながりますが)見慣れない連鎖の場合、相手がどんな攻撃を仕掛けてくるか?どこまで連鎖がつながっているか?どこで催促・対応してくるか?といったことが見えづらくなります。
そのため、他人が組まないような独特な連鎖を組むことには相手を困惑させて有利をつくれるメリットがあります。
(↑はペルシャに限った話ではありませんが・・・)
ペルシャのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
デメリットとしては下記が挙げられます。
- 組めるツモが限定される
- 連鎖尾が苦手だと連鎖を伸ばしにくい
- 折り返しにくい
組めるツモが限定される
ペルシャを狙えるツモパターンについては上の方で書きました。
隙を少なくペルシャを組むには、ツモパターンが限定的なので、いつでもサクッと組むという点では厳しいものがあります。
特にセカンド等でペルシャを狙う場合は、かなりの熟練度が必要です。
連鎖尾が苦手だと連鎖を伸ばしにくい
ペルシャを組む場合は、たいてい下図のような構図になると思います。
特に連鎖尾を多めに入れる場合、連鎖尾のテクニックがなければペルシャを活かすことができないかもしれません。
(もちろん連鎖尾を入れないパターンもあるので、その場合は頭伸ばしを上手く組む必要があります。)
ちなみに、僕は連鎖尾のエリアで中盤戦の対応手を組むようにプレイすることが多いです。
そのような戦術で組む場合は、連鎖尾の再構築力が必要になるので、連鎖尾テクニックのマスターは必須です。
折り返しにくい
ペルシャにおいて以下の折り返し方は、回避しなけなければいけません。
かといって、同じ色が多く必要な状況はスキが大きくなるので避けた方が良いです。
回避策は先に折り返しを作る(先折り)に限ります。
先に折り返しを作っておけば、折り返しの悩みは解決します。
(新GTRを組むなら上図の△の方でも特に問題なしです。その場合、逆に〇側は後折りになりますね。)
ペルシャの応用
上記で紹介したペルシャ連鎖を応用させた例をいくつか紹介します。
どれも実用的ではないのでマニアの領域にはなりますが、自分のオリジナルの連鎖を追求するのもぷよぷよの醍醐味ですよね。
まとめ
本記事では、僕の最近の流行でもあるペルシャをご紹介しました。
ここで紹介した連鎖形すべてを組める必要はありませんが、基本形くらいは組もうと思えば組めるレベルまで習得しておくことをオススメします。
(いろいろな連鎖形を組めることはセカンド力にもつながりますので!)
それでは本記事の内容を以下にまとめます。
- ペルシャを狙いやすいのはAA,ABツモの時
- ペルシャが組みにくい場合は新GTRに切り替えるのがオススメ!
- ペルシャは連鎖のつながりが見えにくいので、凝視対策にもなる
- 組めるツモが限定的なので、セカンド等では扱いづらい
- ペルシャは後折りよりも先折りで組んだ方がスキが少ない
ペルシャは扱いづらいトリッキーな連鎖ですが、組むのが面白い連鎖でもあります。
「いつも組んでいる連鎖形にも飽きたなぁ」といった場合は、ぜひペルシャを練習してみてください!
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