「男色積み」・「底上げ男色」とは、以前オススメ不定形の記事でも紹介しました下図のような連鎖形です。
「男色」という名前の由来はよくわからないです 笑
しかし折り返しに使うには悪くない形です。
個人的には使用頻度は少ない形ですが、第2折り返し等でも応用できるので、ぜひとも覚えておきたい連鎖形です!
GTRやだぁ積みなんかと比べると少し組みづらそうですが、コツを掴めば自然と組めるようになる形です。
男色積みの伸ばし例
定形連鎖(階段・かぎ)を土台としたときを例にすると・・・
階段積みの場合
男色積みの3列目の赤の2段を使ってそのまま2-2階段へとつなぐと組みやすいですね。
折り返しはL字で作っていくと、まとまりがあって良いと思います。
鉤積みの場合
鉤積みにつなげるには、男色積み部分の赤ぷよを通常と違う形で組む必要があります。
図を見ていただければわかるのですが、赤ぷよを2列目に2個置くのは折り返しの難易度をUPさせるためあまりオススメではありません。
はさみこみ連鎖よりかは、階段積みのように単純に段差を利用した連鎖を組み込みのがオススメです。
階段以外でいえば、下図のようにL字土台とも相性が良いです。
底上げ男色の伸ばし例
底上げ男色の伸ばし方の例を3つ挙げます。
①赤ぷよを起点に伸ばす場合
底上げ男色でよく見るのはフキゲンGTRにつなげるつなぎ方ですね。
ちなみに「フキゲンGTRって何?」という方は以下の記事をご覧ください。
②赤ぷよを捨てて鉤積み
赤ぷよをただの底上げ要因として扱った場合の伸ばし方です。
これで、男色積みからのはさみ込み連鎖への展開が可能になります。
③赤ぷよを最後に拾う組み方
連鎖をつなぐ順番は決まっていません!
柔軟に組みましょう!
男色積みの組み方
男色積みを狙いやすいのは最初の2ツモが2色の時です。
最初の2ツモの置き方の例として下図をご覧ください。
最初の手順は階段積みや鉤積みと同じです!
赤ぷよを切り離して置くのは若干抵抗があるかもしれませんが、目標の形が明確であれば恐れることはありません。
それでは続きいきましょう。
試合開始の2手で男色積みの50%が組めれば、残りの50%も組むのは、そこまでむずかしくないと思います。
男色積み部分を組めれば後は階段積みでも何でもいいので、土台を付け加えればOKです。
底上げ男色の組み方
底上げ男色は、個人的にはくま積みの派生で組むイメージですね。
(モチロン狙って組むのもアリです。)
底上げ男色を組むなら、最初の2ツモは2色でも3色でもOKです。
まず最初の2ツモで下図のような形を組んでおきたいです。
個人的には一番左のくま積み手順がオススメです!
(理由は、左図の段階ではツモ次第で、くま積みと底上げ男色を組み替えやすいからです!)
続きを組む場合は、同じ3色を含むツモであればほとんど使えそうです。
ただし、パターンが多いので、これは何度も組んで慣れていくしかないでしょう。
まとめ
今回は男色積み・底上げ男色の組み方について解説しました。
以下が要点です。
- 「GTR」や「だぁ積み」よりは組みづらいが、練習すれば問題なし!
- 男色積みの土台は「階段積み」や「L字土台」がオススメ
- 底上げ男色の土台は「鉤積み」や「フキゲンGTR」がオススメ
- 男色積みを狙いやすいのは最初の2ツモが2色の時
- 底上げ男色は「くま積み」の手順で組むのがオススメ
上記の通り、GTRやだぁ積みと比べると、若干の組みづらさはあるかもしれません。
しかし、男色積み系は第2、第3折り返し等でも活用できるのでぜひとも覚えておきましょう。
フィールド上部での折り返しはスペースがせまいため、常に効率の連鎖形を組むことが求められます。
そのため男色積み系にかかわらず、折り返しのレパートリーを増やすことは大連鎖を組めるようにするための必須テクといえるでしょう!
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