ぷよぷよに慣れてきたら、新たな発想として鶴亀連鎖を覚えましょう!
鶴亀連鎖はこのような方にオススメです!
- セカンドを組みたいけど連鎖形がパッと思いつかない・・・
- 他人にはわかりにくい連鎖形を組みたい!
- カッコイイ連鎖形を組みたい!
というわけで鶴亀連鎖解説していきます。
鶴亀連鎖とは
まず、鶴亀とは「段差のズレを利用し、上下に離れた連鎖を繋げる連鎖の構成要素」のことをいいます。
鶴亀のテクニックを使った連鎖が鶴亀連鎖です。
とはいえ、言葉だけでは良くわからないと思うので、下図を見た方が早いです!
先に消える方が「鶴」で、後から消える方を「亀」といいます。
これまでの発想なら、迷わず青⇒赤の連鎖を狙うでしょう。
しかし、鶴亀のテクニックを身に付けていれば上記のような発想も可能となります!
鶴亀連鎖のメリット
鶴亀連鎖にはこのようなメリットがあります。
- 凝視されにくい
- 連鎖の発想力が豊かになる
- カッコイイ・オシャレな連鎖が組める
凝視されにくい
これが鶴亀の最大のメリットかもしれません。
鶴亀連鎖はとにかく凝視されにくいです!
簡単な鶴亀連鎖であればある程度のプレイヤーであれば見てすぐにわかるかもしれません。
例えば下図のような連鎖を組まれた場合、相手からは連鎖のつながりが非常に見えづらいです。
(一瞬の凝視で見られる範囲はせいぜい図中グリーンのエリアくらいだと思います。)
かなりの上級者でもない限りは、上図レベルの鶴亀であれば、まず把握されないでしょう!
連鎖と連鎖の距離(段差数)が離れているほど凝視されにくいという理解でOKです!
連鎖の発想力が豊かになる
鶴亀のテクニック身に付けておくことで、セカンド等のごみぷよの多いフィールドでも器用に連鎖が組めるようになります。
例えばこのような状態のとき、鶴亀連鎖を覚えておくと通常と違った連鎖のつなぎ方が見えてきます。
ちなみに実際に鶴亀連鎖を組むと・・・
カッコいい・オシャレな連鎖が組める
一目ではわからないけど、連鎖発動中に「あ!これつながってたんだ!スゲエ!」と思われるようなカッコいい連鎖が組めます。
例えば、このような連鎖組んだ場合
一見つながってなさそうなんですが、9連鎖全消しになります!
こういう複雑な連鎖はあまり組める人がいないので、組めるとカッコいいです!
(もちろん組むのに時間をかけすぎると対戦では全く勝てませんが・・・)
鶴亀連鎖のデメリット
鶴亀連鎖にはもちろんデメリットもあります。
デメリットとしては以下3点です。
- 自分が混乱しやすい
- 凝視する余裕がない
- 中盤戦がやりにくい
自分が混乱しやすい
そもそも鶴亀連鎖自体ハイレベルなテクニックであるが故、組んでる途中で「あれ?どう置けば正解なんだっけ??」という状況になりやすいです。
その迷いが、置きミスや暴発を招きますので、自滅しやすくなりますね。
実戦で鶴亀を使うのは、かなりの練習・経験が必要であることは忘れないでください!
凝視する余裕がない
何度も言いますが鶴亀連鎖はハイレベルなテクニックのため、自分の連鎖に夢中になりやすいです!
つまり、自分のフィールドに集中して慎重に組むため、凝視する余裕もなく、少しのおじゃまぷよで動揺してしまいます。
多少の簡単な鶴亀のテクニックを使うのはOKですが、自分の手に負えないほどの複雑すぎる鶴亀連鎖はオススメしません。
中盤戦がやりにくい
中盤戦(小連鎖の攻防)をやる場合、ごみぷよを有効活用した連鎖や、キーぷよを外したりして中盤戦を行います。
通常のシンプルな連鎖であれば、フィールド全体を把握しやすく、どのぷよが必要で、どのぷよがごみぷよか等がはっきりしています。
しかし、鶴亀連鎖のような複雑な連鎖を組む場合、上記の点がわかりずらく、無理に中盤戦をしてフィールドを崩して修復不能といった事態になりやすいです。
(複雑な連鎖は一度崩れるともろい・・・)
鶴亀連鎖の応用 「同色連鎖」
鶴亀連鎖を利用すれば、青⇒青のような同色で連鎖をつなげることも可能です!
例えばこのような組み方ができます。
(連鎖と連鎖の距離が離れている鶴亀ならではの連鎖ですね。)
意外とよく使うテクニックなので覚えておくと便利です!
まとめ
本記事では、セカンドのアイデアの引き出しの一つとして鶴亀連鎖を紹介しました。
鶴亀連鎖は細かい段差計算が求められますので、組む難易度は高めです。
鶴亀の考え方を身に付けるには、慣れないうちは階段積みのようなカンタンな連鎖で導入してみることをオススメします。
メリット・デメリットを以下にまとめます。
メリット
- 凝視されにくい
- 連鎖の発想力が豊かになる
- カッコイイ・オシャレな連鎖が組める
デメリット
- 自分が混乱しやすい
- 凝視する余裕がない
- 中盤戦がやりにくい
また、同色連鎖が使えることも覚えておきましょう!
最後に鶴亀の使いどころの個人的なイメージとしては
「鶴亀連鎖を狙って組む!」というよりかは「ここは鶴亀でイケそう!」といったように見つけて組むことが多いです。
ふつうの連鎖に飽きた皆さん!
鶴亀連鎖にぜひトライしてみましょう!
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