ぷよぷよは大連鎖を打てれば強いと思ってはいませんか?
それは半分正解で半分間違いです。
本記事では大連鎖だけでなく小連鎖も大事だよ!ということを解説していきます。
本記事は初心者~中級者(10連鎖程度組めるレベル)向けの記事となっております。
大連鎖の特徴(10連鎖程度)
大連鎖の良い点と悪い点を整理しましょう。
良い点
- 大火力
- 爽快感
- エンターテイメント性
一方で悪い点は
- 組むのも打つのも時間がかかる
- 組み終わるときにスペース(余裕)がない
- 相手の方が連鎖力が高い場合、負ける確率が高い
良い点①大火力
大連鎖の良いところは何と言ってもコレでしょう!
相手の組める連鎖数以上打ったら勝ち確定ですからね。
僕もぷよぷよ始めた当初は、ひたすらCPUに勝つためにひたすら
最大連鎖数を伸ばす練習に明け暮れていました。CPU相手なら大連鎖打てれば
大体スッキリ勝てますからね!
良い点②爽快感
常に大連鎖打っちゃう人はコレを求めてる人が多いかもしれません 笑
実は僕も爽快感を得たいがために対戦中も大連鎖を打ってしまうクセがあります。
(日頃の会社員勤めで溜まっているストレスがぷよと一緒に消える感じ?)
とにかくスッキリしたい方は、「とことんぷよぷよ」のように対戦ではなく、
一人で黙々と連鎖を打つモードでプレイするといいと思います!
良い点③エンターテイメント性
ぷよぷよの大会に行くとわかりますが、大連鎖が出ると「スゲー!!」と周囲が盛り上がります!
どこまでつながるんだというワクワク感、圧倒的火力、連鎖の派手さ等いろいろな要因で、
見ている人に感動を与えてくれます。
大連鎖の打ち合いになるとさらに盛り上がることは言うまでもありません!
悪い点①組むのも打つのも時間がかかる
これは同じレベルのぷよらー同士の対戦だととても分かりやすいです。
大連鎖の最大の弱点とも言えます。
まず組むのに時間がかかります。これは見ての通りなので、わかりやすいと思います。
そして意外と見落としがちなのが、連鎖を打っている時間です。
連鎖を組む時間は相手も同じように頑張って連鎖を組んでいるのでフェアな状況なのですが、
連鎖を打っている間は、相手が完全にフリーになっている状況になります。
つまり、自分の連鎖が終わるまで相手は自由に連鎖を伸ばせることになります。
そうなると、自分は10連鎖、相手は12連鎖といった形になり、ボロ負けしてしまいます。
せっかく大連鎖打ったのに、それ以上の大連鎖で負けるのはとても悔しいですよね。
悪い点②組み終わるときにスペース(余裕)がない
大連鎖を組み終わるときには盤面いっぱいにぷよを置いている状態・・・
そこに少しでもおじゃまぷよが降ろうものなら一瞬でばたんきゅーです。
つまり大連鎖は間違いなくハイリスクな戦法と言えます。
また、欲しいツモ、例えば赤ぷよが欲しいのに、それ以外のぷよばかりが来る場合、
ツモをさばききれない可能性が出てきます。(つまりは運ゲー化する)
そのリスクを少しでも減らすために凝視、副砲の準備をするのが上級者なのですが・・・
このことについては今後解説していきたいと思います。
悪い点③相手の方が連鎖力が高い場合、負ける確率が高い
自分の組める最大連鎖数(飽和連鎖数といいます)が相手より小さい場合、時間をかけて大連鎖を組んでも勝てる確率はかなり低いでしょう。
この場合、大連鎖勝負を持ちかけるのはナンセンスと言えます。
大会であれば、初戦以外なら対戦前に相手の試合を見て連鎖力をチェックして大連鎖勝負はやめようという考え方ができます。大会初戦やオンライン上での得体のしれない相手なら、対戦中に見抜くしかないですね。
小連鎖の特徴(2連鎖程度)
次は小連鎖の良い点と悪い点を整理してみましょう。
基本は大連鎖とは対の関係になります。
良い点
- 組むのも打つのも短時間
- 連鎖力が相手の方が上でも勝てる可能性がある
- 相手の意表を突ける
一方で悪い点は
- 低火力のため簡単に返される
- 大連鎖程の快感がない
- 小ずるいと思われる
良い点①組むのも打つのも短時間
まず知っていて欲しいのが、ぷよぷよは組むスピードが速いと圧倒的に有利である点です。
大連鎖は序盤は速く組めるかもしれませんが、後半は置き場のスペースがなくなりますので慎重に組まざるを得なくなります。
一方で、小連鎖なら広いスペースで大連鎖程意識しなくても組めます。
相手の大連鎖打ち始めるまでに、こちらから先手を打つことができます。
また大連鎖の悪い点①で説明したように、大連鎖は打ってから相手におじゃまが降るまでの時間が長いという欠点があります。
一方、小連鎖はその点非常に短いため、相手がこちらの連鎖発動に気づいてから対応を考えるのに時間がほとんどないので、高確率で相手におじゃまぷよを降らせることができます。
良い点②連鎖力が相手の方が上でも勝てる可能性がある
大連鎖の悪い点③の逆で、相手が自分より大きい連鎖を組める相手であっても勝てるのが小連鎖の魅力す。
相手が大連鎖を打つときは、当然盤面はスペースなしの限界に近い状態になっています。
そうなると多くの場合、ツモ操作は慎重になりますし、組むスピードも落ちてきます。
誰でも連鎖を組んでいる最中は必ずスキが生まれます。
そのスキを短い連鎖で突いていくのが小連鎖の勝ち方です!
良い点③相手の意表を突ける
小連鎖の場合タイミング次第では相手の意表を突けます。
例えば・・・
- 相手が折り返しを組むとき
- 相手が発火点をふさいだ時
- 相手に対応手が無い時(相手が大連鎖も小連鎖も打てないタイミング)
このタイミングをピンポイントで突くのは超上級者でない限り不可能でしょう。
しかし、このようなスキは対戦中至る所で発生するため、むやみに大連鎖勝負に持ち込むよりも勝率は高くなります。
悪い点①低火力のため簡単に返される
当たり前のことですが、小連鎖は相手に対応されると簡単に返されてしまいます。
↑でも説明したように、小連鎖は打ってからおじゃまぷよが降るまで非常に短い時間であるため、
相手に対応される確率は低いとはいえ、対応されればこちらが不利になります。
いわゆるハイリスクハイリターンですね。
悪い点②大連鎖程の快感が無い
短い連鎖、少ないおじゃまぷよで攻める形になるので、大連鎖のような派手さはありません。
またキャラの派手な呪文(連鎖ボイス、カットイン)も大連鎖じゃないと聞けませんし・・・。
とはいえ、連鎖打つ快感よりも勝利する快感が大きければこの点は特に気にすることもありませんね 笑
悪い点③小ずるいと思われる
これは人にもよりますが、大連鎖プレイヤーに対して小連鎖で嫌がらせのごとくちょこちょこ攻撃するスタイルを小ずるい戦法と捉える方もいます。
私としては大会、対戦では結果が全てであり、この戦法が特にずるいとは思わないです。
大連鎖をどうしても打って勝ちたいなら、相手の小連鎖に対応しつつ連鎖を組めるようにしていけばよいので。(これが難しいですが・・・)
まとめ
今回は大連鎖・小連鎖の良い点・悪い点をまとめました。
ぷよぷよは奥が深いゲームで、単純に大きい連鎖を組んで打てば勝てるゲームではありません。
相手の戦法、実力、フィールド状況をチェックしつつ、大連鎖、小連鎖をうまく適材適所で
使い分けることで、自身の勝率を少しで上げることができます。
連鎖力で相手に勝てなさそう・・・と感じた場合は、積極的に小連鎖戦法でいくことをオススメします!
大連鎖、小連鎖を組めるように練習し、それを出したいときに出せるように日々連鎖力を磨いていくことは常に大切だと思いますので、これからも一緒にぷよぷよやっていきましょう!
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